萩往還(250キロ:12連続完踏達成)(4.夜が明けて始めてのチェックポイントへ)
萩往還マラニック
山口県・山口市瑠璃光寺をスター・ゴールとする最長250キロのマラニックと、歩け歩けの部門がある。
5月2日の18時に瑠璃光寺をスタートし、4日の18時までに戻ってくる250キロがメインレース。
大坊ダム(75.8キロ)5時00分着
Yちゃんご一家と1年ぶりのご挨拶をしている時に富山から参加のMTさんが伴歩者と共に到着。
どうも調子が良くないようだ。
ここで止めるとの事、無理は禁物。
気になるが先を急ぐ事にして大坊エイドを出発した。
大坊交差点に到着する前に数年前から完成した新しい道路に向かって左折、この道が少しだけエスケープすることが出来るのだ。
5月1日に久しぶりに再会した萩往還同窓会でもこの話題が盛り上がっていた。
少しでも無駄な距離を走りたくないのは人の常。
ズルしないで完踏したいのだが、正規のルートは??
完踏の必須条件はチェックポイントのパンチが押印されていること。
そして、チェックポイントはどうやってもズルできない山の頂上とか、岬の先端にあるのだ。
また、迂回路があるとその迂回路に行けないように設定されている(実に意地悪と言うか巧妙に設定されている)
そんなわけで、大坊交差点は少しだけ近道をさせていただいた。
海沸(沖田食堂)(86.2キロ)6時32分着
何時も食堂だが、ここも到着時間を記入するノートが置いてある。
しかしボランティアさんがノートに記入してくださっているので選手が記入する必要は無い。
ここは「お粥さん」が大人気で今年も殆どの選手がこの「お粥さん」を食べていたような気がする。
しかし、ここは初めて夜を過ごしてゆっくり出来る所、おまけに預けた荷物(着替えなど)がある所なので、リタイヤ誘惑地点でもある。
食事後にすぐに荷物の置いてある学校に向かった。
ずーーとご一緒していただいている富山から参加のMNさんと共に向かい着替えをしてすぐに出発。
着替えと言っても私は靴下を交換、昼間の暑さに備えて半そでのTシャツをザックに入れて食料を補充。
夜の寒さをしのいでくれたビニール合羽はぼろぼろなのでゴミ箱に!(長時間ありがとう!!)
夜の寒さに備える装備は夕方に通過する長門市でも購入することが出来る。
今はとりあえず先に進むことを最優先する。
俵島のチェックポイントに向けてMNさんと一緒にアップダウンの俵島に向かう。
この地点はいやっと言うほどのアップダウンがある選手泣かせのコースで、
島の最先端にあるチェックポイントには島をコース図どおり回る時計回り、島の中心部を通過する初期のコース、
景色は良いがアップダウンがきつい反時計回りの3コースがある。
どのコースを選択するかも選手の好みと経験が見せ所だ。
この途中には「楊貴妃の墓」 がある、一度尋ねて見たいと思っているが、大会中はとても無理だろう?
私は昨年も選択した反時計回り(先端のチェックまで)往復を選んだ。
このコースは一番アップダウンが多いと思うが、どうせ上りは歩くと開き直ると意外と距離が短いコース。
おまけにこれから進む川尻岬が望める風光明媚なコースでもある。
俵島(97.3キロ)8時39分着
ここで始めてチェックカードにパンチを押印する。
それにしてもこの俵島は苦しい所だ。
この島(半島)は別名「向津具半島(むかつく半島と読む)」
と言います。
こんなアップダウンを走らされて「むかつく」からでしょうか? (爆)
この反時計回りコースを選択したおかげで上の「俵島」の絶景にめぐり合えることが出来るのです。
この写真が正式な「俵島」、
私達が言っている俵島は地図上は「油谷島」だそうだ。
まるで今にも崩れ落ちそうな米俵の山に見えるところから島名がついた。(この写真からは想像できないが)
次回に続く
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