萩往還(250キロ:12連続完踏達成)(萩往還(9.笠山から東光寺)
萩往還マラニック
山口県・山口市瑠璃光寺をスター・ゴールとする最長250キロのマラニックと、歩け歩けの部門がある。
5月2日の18時に瑠璃光寺をスタートし、4日の18時までに戻ってくる250キロがメインレース。
この記事のコース図
笠山(204.4キロ)~東光寺(215.3キロ)
笠山(204.4キロ)5時59分到着【35時間59分】 残り45,5キロ
笠山山頂でしっかりチェックのパンチを押す。
チェックポイントは残り2箇所、距離にして残りは45キロほどになった。
チェック後に虎ヶ崎に向かうのだが、名残惜しげに山頂の掲示板を写真に写す。
この付近には日本最小の噴火口跡があったり、
世界最小の火山だそうだ。
ここから虎ヶ崎には往路の急坂を下るのだが、これから山頂に向かう250キロの選手、
140キロの選手が喘ぎながら登ってくるのを応援しながら下る。
自分が苦しい時には他人の声援などあまり判らないが、自分が声援する番になると他人の苦しみは結構冷静に見ることが出来る。
これって薄情なのかな?
下りながらの日本海の景色は絶景!
写真は九州の植村さん提供、日本海に島々が!
山頂からは3キロ程しかないのだが、下った後の虎ガ崎までが結構長い。
左に海を見ながらの笠山周回道路を進むとやっと駐車場と椿の館が見えてきた。
虎ガ崎(椿の館)(207.1kキロ)到着 6時25分 【36時間25分】残り43キロ
やっと到着した食堂(椿の館)でチェックのパンチとノートに時間を記入する。
これで残りのチェックポイントは1つになった。
食堂ではカレーライスを注文、何時もはビールを飲むのだが今年は遠慮しておく。
周囲にはだいぶ前に先行しているはずの選手もいる。
それぞれ食べたり、装備を点検したりで結構忙しい。
そういっているうちにも後続の選手が続々と到着する。
考えれば先行している、遅れている、といっても時間的には大したこと無いのだ(笑)
笠山を後にして最後のチェックポイント「東光寺」に向かう。
国道沿いの平坦な道だ、これから笠山に向かう選手などとすれ違うたびに「行ってらっしゃーい!」と声をかけ、「お帰りなさーい!」
と声をかけられエールを交換する。
今年は暑くもなく、寒くもなく、スタートから最高のコンディションだ。
あとは選手の力量だけだろう。
ここまで来たのなら、後はなんとしても完踏して瑠璃光寺に戻るのが使命。
東光寺(215.3キロ)到着 8時09分 【38時間09分】残り約35キロ
最後のチェックポイント「東光寺」に到着した。
時間はほぼ昨年と同じ時間まで挽回している、40キロ付近で1時間ほど遅れていたのがうそのようだ。
昨年はこの東光寺を8時5分に通過している。
メーリングリストにも最終ポイント通過を投稿する。
後は最後の萩往還道を戻るだけだが、これがまたまた難所続き。
残りは
明木市(あきらぎいち)(226.4キロ)
到着時間不明 残り23.5キロ
佐々並(ささなみ)(235.6キロ)
到着 12時30分 残り 14.4キロ
次回に続く
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