物を見ること と ランニング(16)(視力とは)
物をみることは視覚によるものだが、視覚能力の視力、視野、色覚、立体視・距離感のうちで視力が一番重要といわれている。
視力は「ランドルト環」
と言うCの字状をした測定チャートで計ることが一般的。
(体力測定などで行う視力測定の方法)
確認できる最小視角の逆数で表され、1分の視角を確認できる能力を視力1.0と言う。
ふつう視力検査は、視力表から5メートル離れて行い。視力表で視力1.0に該当するランドルト環は、高さ 7.5ミリ、
文字の太さ1.5ミリ、文字の切れ目部分の幅1.5ミリです。この「文字の切れ目部分の幅1.5ミリ」がちょうど、
5メートル離れたところからの視角1分に相当します。
5メートル離れたところから、この文字の切れ目を確認できれば(ランドルト環の向きがわかれば)、1.0の視力があることになります。
ちなみに、視力 0.5用のランドルト環の大きさは1.0用の2倍、0.2用は5倍、視力表の一番上にある
0.1用は1.0用の10倍の大きさ。
視力が 0.01未満の場合は、指の本数を確認することができる距離で表す指数弁(例えば目から 30センチの位置の指の数がわかる視力を「30cm/指数弁」 )、目の前で手のひらを動かしてその動きがわかれば手動弁、明暗を区別できれば光覚弁と言い、明暗がわからない状態は全盲と言う。
| 固定リンク
コメント