物を見ること と ランニング(14)(伴走者はコーチになるな! 追加1)
視覚に障がい持っている人が走る時には伴走者と言うガイドランナーが走る場合が多いのだが、その場合についついコーチ役になってしまう。
前回 「物を見ること と ランニング(11)(伴走者はコーチになるな!)」で書いたが、 伴走者はどうもコーチに成りたがる性格を持っているようだ(笑)
例えば足の運び!
大股が良いのか、小股でピッチ走が良いのかなどのアドバイスをしたと仮定しよう。
まず、大前提は見え無い(見難い)人が走る状況を解かっているのか? と言いたい。
走る時には常に足元の不安が付きまとっている。
そんな中で歩幅を伸ばせと言われても伸ばせるはずが無い。
必要なのは伴走者が安心して走れる人だ! と思ってもらえる事だ! と言う事を気がついて欲しい!
この伴走者なら安心して走れる! と思っただけで歩幅は確実に伸びるのだ。
以前に関西で始めての視覚障がい者ランナーと走った時、長居公園の周回で
「何時もより歩数が少ない!!」と言ってくれた。
伴走とランニングハイの関係にも書いたが、伴走者が信頼できなかったら何を言っても駄目!
伴走者はコーチになるより先に「信頼できる伴走者になることが先決!」
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