物を見ること と ランニング(10)(円周走など:追加)
視覚に障がい持っている人が走る時には伴走者と言うガイドランナーが走る場合が多いのだが、
そのガイドランナーはどんな点に注意したら良いかを考えてみる。
円周走について昨日投稿したが、それの追加。
1、円周走のロープを1メートル長くすると当然の事ながら走る距離は1周で1メートル*2*Π=6.28メートル伸びる。
2、地球を一回り取り巻くロープを張ったとする(地球一周約四万キロ)、それを1メートルだけ上に持ち上げた場合のロープの長さは?
これも当然だが四万キロ+約6.28メートルになる。
では本題
トラックで伴走者と共に走る場合には2コースを占有するが、レーンの幅は 122 cm と決められており、
外側のレーンでなくても視覚障がい者ランナー^が外側を走る事は距離的に不利になるはず。
そんな状況の中で、トラックだけは伴走者に外側=右側を走ってもらう(いつもは伴走者が左側だが)という視覚障がい者ランナーがいる。
しかし、不利な条件を認識しながらも伴走者に左側(選手が外側)を走る事を選択する人が多い事は考えさせられる。
イン側の白線を踏んで違反で失格になるのが怖いのか?
トラックとフィールドを仕切る縁石にぶつかって転んだと言う選手は多い。
もし、伴走者が縁石などの心配無しに伴走する事が出来れば選手が外側を走る場合の距離のロスをなくす事が出来る。
(50センチ外側を走るとして3.14メートル長い距離を走らされる事になる)
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コメント
初めまして、じろーといいます。いつも読ませていただいております。とても勉強になります。
僕は札幌で伴走をやっていまして、きのうも伴走会の練習に行ってきました。北海道はこれから短い期間ですが、ランニングにいい気候です。再来週は伴走会メンバーでニセコマラソンへ行って来ます。
リンクはらせていただきました。よろしくお願いします。
投稿: じろー | 2006.09.03 08:13