物を見ること と ランニング(19)(弱視体験レンズキット:その3=視力0.1)
視覚に障害を持っていると言っても障害区分(障害者手帳)を見ると1級から6級まで分かれている。
全盲以外の弱視(ロービジョン)者の見え方を体験するのはとても難しいが、弱視体験レンズ(シュミレーションレンズ)
でその見え方をある程度体験できる。
今回は弱視(ロービジョン)の見え方などを自分なりにまとめて見たいと思う。
No1 視力0.1
障害程度等級表によると【4級 】に相当
(両眼の視力の和が0.09以上0.12以下のもの)
視力検査表(5メートル)の一番上にある「0.1」のランドルト環は下図のように直径75ミリ、線の幅15ミリ、
切れ目15ミリである。
これを5メートルの位置から識別できる場合に視力0.1となる。
0.1以下の視力の場合は視力検査表に近づいて測定する。
例えば0.1のランドルト環を3メートルの位置で認識できれば視力=0.1*5/6=0.3
「視力0.2 以下……教室での勉強に不便あり。」といわれているようである。
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