物を見ること と ランニグ(26)(弱視体験レンズキット:その7=視野5度)
視覚に障害を持っていると言っても障害区分(障害者手帳)を見ると1級から6級まで分かれている。
全盲以外の弱視(ロービジョン)者の見え方を体験するのはとても難しいが、弱視体験レンズ(シュミレーションレンズ)
でその見え方をある程度体験できる。
今回は弱視(ロービジョン)の見え方などを自分なりにまとめて見たいと思う。
レンズ自体には直径約2ミリの穴が開いている。
いまこの原稿を当該レンズを装着して書いているが、
視野5度の状態では液晶ディスプレイの画面上では左のレンズ画像が視野の約1/3を占有している状態。
そのくらいしか視野が無いと思って欲しい。
他のキーを押そうと思うと顔をめぐらしてキーを捜さなくてはならない。
画面を見ているとキーボードまではとても見ることが出来ない。
何時も伴走教室で話すのだが、片手を伸ばして親指と人差し指で輪を作り、その輪を見た状態が視野が約2・3度になる。
IPC競技規則ではこの状態ではB2に相当する。
伴走者は選手の希望で付けることも出来る。
競技規則などの詳細はJBMAのサイト、障害者スポーツ協会のサイトなどに掲載されているので参照されてください。
本日リンクを入れられないので後ほどリンクする予定。
しばらく記事の掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。
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