東京マラソンで伴走(2)
17日(日)は東京がマラソン一色に染まった日。
前々日の受付ボランティアに続き、17日は伴走者として参加してきた。
走る選手はWさんと言う女性ランナー。
今回の東京マラソンが初マラソンに挑戦することになる。
20キロ通過。
ハーフ通過。
銀座を右折、続いて数寄屋橋を通過するころは知り合いが多数応援して下さる。
銀座通りに入ったころから私設エイドが多数出ている。
エイドと言うよりも、応援の皆さんが手渡し・トレイなどにアメ、チョコなど工夫して選手に渡して下さっている。
W選手も何回もお世話になって元気を取り戻す。
ただ、伴走者の私が左の歩道側なので私設エイドの皆さんとの会話がチョット遠いのが残念。
雷門(約28キロ)
少し手前からテレビ局の女性カメラマンが走って撮影。
走路も狭く、応援も多いのでメチャ緊張するが、伴走者の能力発揮する場所だろう。
浅草寺、沿道の観客、取材陣など安全を確保しながら精一杯説明する。
浅草橋(約30キロ)
Wさんのご両親が応援に来て下さっている、差し入れも十分。
私も頂戴して残りの12キロに挑戦するWさんと一緒に再スタート。
銀座通り、車道をランナーが埋め尽くしている風景は壮観だ。
途中の歌舞伎座で知り合いが応援して下さっている、会えてよかった。
佃大橋手前(約36キロ)でW選手が辛そう!
ストレッチをすると言う、応援ボランティアさんが走路左側で行列で応援して下さっているのでこの付近は中央線付近を走っていた、
センターラインの柵を手がかりにしてもらおうと思った、
後ろか来るランナーのガード役にはセンターラインの係員にお願いしたいと依頼してその陰でストレッチをしてもらい、
私とボランティアさんがランナーのガード役になる。
そのボランティアさんは私の事を知っているようで話しかけてきた、ボランティアをするのが楽しい! と。
佃大橋を渡り切ると後は5キロほど、もう少しでフィニッシュ。
しかし、この付近からW選手が今までは躓かなかったような小さな凹凸に躓くようになる。
疲れた時の伴走者は切り替えなくてはいけない。
さらに慎重にガイドするのだが、伴走者の私も疲れきっているので細かなところまで気がつかないことが出てくる。
車道の轍掘りは色の識別も難しい、直前になってあわてて「凹み!」を伝える事が多くなる。
W選手には申し訳ないことです。
40キロ付近で最後の取材、撮影者がカメラ片手に我々の前方を走る。
しかし、この付近は歩いている人が多くて、抜くだけでも相当な苦労。
給水所などの付近では接触、転倒の予防のため腕を抱えるようなフォームで走る。
きっと走りにくかっただろう、ごめんなさい。
この付近で撮影してくれた画像が本日の「特ダネ!」で何度も採用された。
カメラマンが伴走を理解してくれている。
取材の時に何度も言っていた「見えていたら出来る走りをしてもらいたい!!」を表現してくれている!
最後の直線200メートル、もしかしてグロスで6時間を切れるかな?
W選手もそれを意識している。
「頑張ってみようか?」 頑張った。
私が「頑張る」を言ったのはこのゴール直前の一度だけだった!
結果はグロスで5時間58分56秒!
【写真上】ゴール後に一緒に走ってくれたW選手と記念写真(選手のお顔とナンバーカードはシークレット処理しています)
【写真下】私が持った装備です、一口洋館7個、アミノバイタル10個ほど、飴とお金など(他にICレコーダー、ワイヤレスマイク、
携帯電話など
================================================
| 固定リンク
コメント