「害 碍 がい」 の使い分け
日本スポーツボランティア・ アソシエーションの下部組織である日本スポーツボランティア学会の勉強会で必要だったため、 以前から調べていた。
障害者という言葉は本来は障礙者と言う文字だったが、当用漢字の整理で「礙」の字が使えなくなって障害者になった。
しかし、害の文字は害すると言う意味で、ひらがなの「がい」や「碍」の字がつかわれるようになったが、 実際のところどの程度使われているのかを調べたのが3年前だった。
方法は検索サイトの「Google」で検索キーワードに「障害者」、 「障がい者」、「障碍者」のそれぞれについてググッて、同じキーワードで公官庁の「go,jp」ドメインを比較したもの。
結果はGOOGLの検索ロボットの統一性など不明だが、2006年に比べて「障害者」は2006年では96%(一般サイト) だったのが、2007年は81%、2008年は88%と減少している。
下の図は官公庁のサイトで、検索キーワードに「site:go.jp」の指定をして検索したもの。
「障害者」は2006年では100%だったのが、2007年は99.4%、2008年は99.0%と少しずつだが確実に減少している。
「障がい者」は2006年では0%だったのが、2007年は0.6%、2008年は0.9%と少しずつだが確実に増加している。
「障碍者」は2006年では0%だった、2007年は0%だったが、2008年は0.1%と少し増加している。
一般サイトでは年により割合は変動しているが「障がい者」、「障碍者」が確実に増加。
官公庁では単調増加の傾向がある(数は少ないが、着実に増加している)
【図上】一般サイトの「障害者」、「障がい者」、「障碍者」の使い分けを示した棒グラフ
【図下】官公庁サイトの「障害者」、「障がい者」、「障碍者」の使い分けを示した棒グラフ
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