2009:国際盲人マラソンかすみがうら大会・5
2009年4月19日(日曜)
茨城県・土浦市の川口運動公園陸上競技場で「国際盲人マラソンかすみがうら大会2009 」が開催されました。
同時開催は「第19回かすみがうらマラソン」です。
前回は伴走する時の注意する個所などを書きましたが、それをどのように伝えるかです。
坂道、橋などの繋ぎ目は自分の前だけでなく、コース幅全体で事前に知ることができます。
自分達の前だけでなく、コース全体に目を配ることが必要です。
路面の凹凸などはほとんど走っているコースにしかありませんから、前に他の選手がいる場合などはある程度の間隔を取って、 前の選手の左右、足の間など、できる限り情報を集めます。
一番危ないのが選手とのお話に夢中になって、危険箇所を伝え忘れることです。
相手にとっては、この伴走者は話に夢中になると前を見ていない!! との 不信感が出てきます。
世間話をしている時など、話を遮ってでも危険箇所を伝えましょう!
その際の伝え方は「10メートル、マンホール!」と、「マンホール、10メートル!」で、どちらが良いか??
危険箇所を伝えられた視覚障がい者ランナーはその場から身構えてしまいます。
その危険箇所が直前でなく、10メートル先にあることを伝えるにはどちらが良いかは明らかです。
同様に、コースを左右に少し移動する場合でも「1メートル左に」と「左に1メートル」ではとっさの場合に危険を回避できるか、 できないかの差になってくる可能性もあります。
今回は写真なし。
次回も具体的な伝え方を書きます。
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