2009:国際盲人マラソンかすみがうら大会・3
2009年4月19日(日曜)
茨城県・土浦市の川口運動公園陸上競技場で「国際盲人マラソンかすみがうら大会2009 」が開催されました。
同時開催は「第19回かすみがうらマラソン」です。
スタートからほぼ8分/キロを維持して走り続ける。
仲間の視覚障がい者ランナーにもだいぶ抜かれるが、ペースは変わらない。
病み上がりと言いながら、Yさんのリズムは好調です!!
そのうちに給水所も無事にクリア―した。
少し周囲がバラケタ頃にハイタッチをしながら応援している高校生?の集団がいた。
「ハイタッチしてみる???」(Yさんは過去にも東京マラソンでハイタッチの経験済み)と聞いてみると「ハイタッチしてみる!」の返事。
ところが、走路の左側を走っている我々は、伴走者が左に位置している。
ハイタッチするためには右側を走っているYさんには相当な苦労がある。これが伴走者と一緒に走る苦労だろう。
周囲を見渡して、伴走を右側に代わっても大丈夫だろうと決断。
これからが大変。
右側に代わるよ!! と告げて、伴走ロープ放して右側に回り込むのだが、選手は非常に不安になるはず。
前の状況を逐一告げながら(前は空いている!! 凹凸はない!!)、体には必ず手が触れているようにしながら注意して右側に移動する。
空間に置かれるのが一番怖いはずだ。
やっと位置取りができたのでしっかり腕を抱えて(万が一に備えて)ハイタッチの手の位置を伝えて、子供たちとの間隔を確認する。
同時に子供たちの目線を確認すると(意外とよそ見をしながらやっている人も多い)、みんな走ってくるランナーを見ている!!
同時に後ろも見て抜いてくるランナーがいないことも確認する。
「後ろOK!!」 「左に寄って!!」
「パチ! パチ!・・・」 (こんな音はしないけれど)
最後のお兄ちゃんのところでは前方が少し混んできたので、あきらめてもらいコースを道路の中央側に移動した。
今度は通常の左側伴走に戻るのが仕事!
先ほどと逆にロープを放して、体に接触しながら左側に戻る。もちろん前方と足元などの状況は常に言葉で伝えながら!!
Yさんは「かっこいい!!」と 今回の伴走位置の交代作業をほめてくださった。
今回は写真なし。
次回は走路のマンホールや舗装の継ぎ目などの伝え方を書きます。
| 固定リンク
コメント