2009萩往還:完踏記(13)【瑠璃光寺にゴール!】
「山口100萩往還マラニック」は明治100年を記念して小野幹夫氏が作り上げたウルトラマラソン大会。
山口県の山口市をスタートし、秋芳町、日本海の俵島、長門市、青海島、萩市から往還道を通って山口市に戻る250キロが最長のレース。
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5月4日(月曜)
●明木市(225.9キロ)10時50分到着<東光寺チェックポイントからの区間スピード=11分43秒/キロ>
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alt="明木市(アキララギイチ)の伝言板"
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border="0" />
"http://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/detail.html?lif_id=24796">明木市
(アキララギイチ)の伝言板には先ほどすれ違った「あさひ」さんの伝言がありました。
「クニさん、ゴールまでに再会する事を楽しみにしています(あさひ)」と書かれていました。
【写真1】「あさひさん」の書き込みのある伝言板、私も「会えました」と赤い文字で書き込む。隣には私もメンバーであるUMML
(ウルトラマラソンメーリングリストの書き込みも見える)
私も「会えました」と追加の書き込みをしてエイドのお菓子をいただく。
ここのエイドは歩け歩けの組にはお弁当が出るが、マラニックの部の選手にはお弁当は出ません。
しょうが無いから前の酒屋さんで缶ビールを買って飲んでいたら酒屋の奥さんが「さっき子供がお金を間違えて取ってしまった!」
と余分に払ったお金を持って返しにきてくださいました。
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alt="伴走者さんと一緒に走ってくるランナー"
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vspace="10" />缶ビールを飲んでいたら向こうからビブスを着たコンビが走ってくる。
東京の視覚障がい者ランナーWさんと伴走者のAさんのコンビです。
【写真2】伴走者さんと一緒に走ってくるランナー(ビブスには「視覚障害」と「伴走」の文字が。
Wさん、Aさんと共に記念写真などを写してさらに往還道を進みます。
明木市を過ぎるといよいよ「
"http://www.city.hagi.lg.jp/portal/bunrui/detail.html?lif_id=10261">一升谷」
と言う往還道の石畳の遺構が延々と3キロも続く急な上り坂になる。
ここも下ってくる他の部門の選手たちが声援を送ってくれる場所ですが、声援があっても苦しさは紛らわせることができず、
息を切らせながらひたする急坂を登ります。
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alt="十合(一升)と書かれた木製の一里塚(標高三四六米と書かれています)"
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vspace="10" /> やっと一升谷の10合目に到着。 ここには萩往還道の一里塚に「十合目」の表示があります。
【写真3】十合目(一升)と書かれた木製の一里塚(標高三四六米)と書かれています。
今度は急坂を下ります。
やがて田んぼの畦道を通ったりの和やかな往還道になりますが、この付近では苦しくて! まだ佐々並に着かないかな?
と待ち遠しいところでもあります。
やっと
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%AD%E6%9D%91_(%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C)">佐々並
(ササナミ)の街並みが見えてきました。
舗装道路にでて少し行くと佐々並のエイドです。
ここには美味しいお豆腐があるので有名、今年もまだありましたので早速いただきます。
●
"http://tztom.cool.ne.jp/06sanin/yamaguchi/sasanami/sasanami.html">佐々並エイド
(235.6キロ)13時20分到着<明木エイドからの区間スピード=16分18秒/キロ>
(明木でチョットさぼったので少し区間スピードが落ちてます)
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alt="佐々並エイドのテント前で筆者の記念写真"
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vspace="10" /> 【写真4】佐々並エイドのテント前で筆者の記念写真
(ブルーのテントの中にテーブルがあり、佐々並豆腐やレモンの蜂蜜漬けなどが美味しい。
筆者はスタート以来はいているとングタイツと萩市内で着替えた半袖のUMMLのTシャツ、日よけ付きの帽子にデイパック)
さあ、最後の往還道の難関に向かってスタート!!
ゴールの瑠璃光寺(ルリコウジ)まで残りは14.4キロ(3時間ほどかかります)です。
まず国道に出てひたすら上り坂。
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alt="首切れ地蔵の3体の写真"
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vspace="10" />旧道に入ったり、国道に出たりの繰り返しで、いい加減に飽きたところで急坂を下って旧道に入る。
ここは「
"http://www.asahi.townnet.pref.yamaguchi.jp/10.htm">首切れ地蔵」
のお地蔵さんが3体祭ってあるところです。
【写真5】首切れ地蔵の3体の写真(左のお地蔵さんは赤い着物を着て、右の2体は赤いよだれかけのようなものを付けています。
右には説明板が見えます)
ここからしばらく水平な旧道を走ると再度国道に出る。
ここから板堂峠までは単調な上り坂が4・5キロ続きます。
ただひたすら登るだけ!
途中に今年も草もちのエイドがありました。
草もちはちょっと重たいのでお茶だけご馳走になってさらに登ります。
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alt="往還道の石畳が終わったところで記念写真"
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vspace="10" />やっと萩往還の最高所・板堂峠(イタドウトウゲ)=標高545メートルです。
これで上り坂は無くなりました。
でも、本当にいやっと言うほどの登り坂・下り坂に悩まされました(間違い・楽しみました!!)
最後の往還道を楽しみながら下りますが、この頃から雨がパラついてきました。
石畳で転ばないよう慎重に下ると、下から初日にお世話になった「西寺エイド」のリーダーAさんがご夫妻で上ってきます。
話をしようと立ち止まると前につんのめってしまい、Aさんの手を借りて道端の柵につかまってしばらくお話します。
70キロに出ていたが萩で止めちゃったそうで、
明木の手前ですごいスピードで走っているAさんとすれ違ったので完踏間違いないと思っていたんですが、残念です。
同じところでAさんのお嬢さんともすれ違ってエールの交換をしました。
やがて天花畑(テンゲハタ)です、東屋では今年もオカリナを演奏して選手の帰りを祝福して下さる人がいました。
「いつもありがとうございます!」とお礼を告げてさらに激しくなった往還道の石畳を下ります。
やっと石畳が終わったところで記念写真です。
【写真6】往還道の石畳が終わったところで記念写真(後ろには下ってきた石畳が雨にぬれて見えています)
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alt="ゴールする筆者"
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vspace="10" /> 今度は舗装道路を下りながら
"http://www.city.yamaguchi.lg.jp/kanko/org/kanko_joho/01.html">瑠璃光寺に向かいますが、
この3,8キロが長い!途中で何人かを抜いたり、先に行ってもらったりしながらやっと山門を通りゴールです。
46時間10分ほど!!、今年は転ばないですみました(苦笑)
●
"http://www.city.yamaguchi.lg.jp/kanko/org/kanko_joho/01.html">瑠璃光寺
(250.0キロ)16時10分ごろ到着<佐々並エイドからの区間スピード=11分48秒/キロ>
【写真7】ゴールする筆者(両手を左右に広げて万歳のような格好をしていますが、やっぱり左に傾いて250キロの疲労が感じられます。
(河童を着たスタッフがゴールテープを持っています。後ろには河童を着た選手が見え、
その後ろには雲がかかった瑠璃光寺の五重塔がかすんで見えています《写真提供:うーさん@鉄竜さん》
(使わせていただいた他の選手の写真はナンバー部分を判別できないように消してあります)
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