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2013.06.10

6月9日(日曜)に群馬県太田市で伴走教室

【写真1】

群馬で活動している「ランモード群馬」の依頼を受けて開催ですが、この団体からは過去に4回ほど伴走教室を依頼されて行っています。

ランモードは視覚障害のかたが主体になって運営して、各地のランニングクラブなどと交流を持って積極的に活動している団体です。

【写真2】

会場は太田市立・特別養護学校の体育館と校庭をお借りしました。
参加者は40名以上が参加し、このような教室を受けたことが無い方が半数以上。
伴走未経験のかたも沢山いました。

【写真3】

講師陣はNSVAから宇佐美彰朗(うさみあきお)理事長と私。
他に九州の佐賀県からアトランタパラリンピックで視覚障害者マラソンにおいて日本で初めて金メダルを獲得した柳川春己(やながわはるみ)氏がゲストランナーとして参加しました。

講義はまず宇佐美理事長からウォーキングやジョギングの基本で注意する点の説明が有り、受講生のかたはメモを取りながら真剣に聞き入っていました。

【写真4】

その後はロンドンパラリンピックで和田選手が5000メートルで銅メダルを獲得したレース画像を見ながら伴走者が何を注意しているのか、競技会のルールなどを説明。

その後は視覚障害とは何かや、見え方の差がいろいろあることの説明。

【写真5】

校庭を使っての実技では介助方法の基本や、伴走はランニングの基本を視覚障害の相手にやってもらうようなフォローが必要であることなどを話しましたがが、初めて伴走を体験する参加者のかたは結構難しく、皆さん苦労していたようです。

しかし、この伴走の基本は全てではないが、基本を知ってもらう事がこれからの活動の基本になるので必ずお話ししなくてはいけないことだと考えています。

音声ユーザーさまのために写真の説明
写真が5枚あります(参加者のお顔にはモザイクをかけています)
【写真1】体育館に座っている受講の皆さんの背中が写っていて、皆さんの正面にはスクリーンにパラリンピックの動画が写っています。右端には司会をする地元の女性と宇佐美理事長・柳川氏の姿が小さく写っています。
【写真2】受講している女性の伴走者に弱視体験レンズを装着してもらい、見え難い事を体験して貰っている様子で、私とレンズを付けた女性が写って、受講者のかたの背中が数人写っています。
【写真3】校庭の実技で協力の視覚障害のある女性と一緒に皆さんの前で伴走のデモンストレーションで走っている姿(ハンドマイクを持ちながらですが、二人の足がピッタリ合っているのを見てください)
【写真4】九州からの柳川氏と初めての伴走者に伴走ロープの長さによる違いを説明している私です(柳川氏はロープを三重にして短くして走ります)
【写真5】体育館で全員の記念写真です(盲導犬ユーザーさんも含めて3列になって写っていますが、総勢は45名ほどいるでしょうか?)

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伴走どっとCom

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