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2013.10.10

伴走者養成研修会(2)

9月28日(土曜)から29日(日曜)に静岡県・掛川市で恒例の日本盲人マラソン協会・伴走者養成研修会が開催されました。

私は今回も講師として参加。参加者はスタッフを含めて26名。

午後1時から「伴走理論」として伴走の座学をお話ししました。
今回は過去に何回も参加のかたや、伴走を現在行っているかたがおおかったので「伴走 もう一歩の前進」と題したプレゼンを作成しました。

これはすでに伴走をしている人が、もう少し相手のかたの気持ちに寄り添っていただけないかな?

伴走者の立場として
「少ないチャンスを使って走っているのだから、走れるだけで良いでしょう! 少しぐらい走りにくくても我慢 しなさい!」なのでしょうか?
「少ないチャンスを使って走っているのだから、出来るだけ走りやすくしてあげたいな! 」 なのでしょうか?

こんなことから、実際の大会での伴走シーン。
事故になってもおかしくないシーンの動画などを見ていただきました。

その後は伴走実技。
実際の伴走でも、ほとんどのかたが説明が少なすぎます。
翌日は走力の客観的な測定(最大酸素摂取量)である12分完走を実施。
別名「クーパーテスト」と言います。
写真が3枚あります。どれも正面から参加者を写しているものはモザイクをかけてあります。
【写真1】参加者に前に出ていただいて、ロープの長さなどの体感を説明しています。
【写真2】懇親会の席上で、視野5度の体験レンズを装着して飲み物をコップに入れ、仲間のところに運ぶ参加者。
この後には座っていたイスにヒザをぶつけ、置いた所が資料の上でした。
【写真3】12分完走を実施し、スタートする視覚障がいのあるランナーと伴走者。伴走者は直前に自分ひとりで走っているので辛かったでしょう?P9280846_s_sP9290849_s_sP9290854_1_1_s_1_s

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伴走どっとCom

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