16日の伴走体験教室(その1)(長文です)
一日で2回の教室はハードでしたが、それ以上の体験ができました。まずその一で、台東区の小学校です(写真が6枚あり、説明は最後にあり、子供さん達のお顔にはモザイクです)
今回の協力者(視覚障がいの当事者)は以前から協力してくださるTさんが盲導犬と一緒に来て下さいました。
学校ではTさんと私はスリッパに履き替えずにそのまま入ってくださいと言われました。
今回の対象は5年生の25名。盲導犬と変なおじさんが教室に入ったので、子供さんも緊張気味です。 校長先生や、他の先生も数人が教室を見守っています。私も緊張(笑)
盲導犬ユーザーのTさんを紹介して、見えなくなった経緯などを話してくださっているうちに、子供さんもだんだん打ち解けてきました。
見え方や色々な道具などを紹介してから校庭での体験実技には父兄のかたも参加してくださり、子供さんと一緒にTさんと歩いたり走ったりの経験をしてくださいました。
終わってからは教室で給食です。Tさんは周囲に打ち解けて「彼女がいるの??」など笑いながら話しています。給食後は牛乳パックをたたむ作業があります。私はとなりの子供さんにやってね! と 言ったのですが、その子は言葉で説明しながら手をとってたたんでもらっています。すごい!私より気配りがあります。
盲導犬のハーネスをはずして「一緒に遊んで良いよ!」との一言にみんな集まって盲導犬をほめたたえてくれています。
帰りには子供さん達が送ってくれましたが、何も言わないのにTさんを取り囲んで誘導してくれています。私たちは出番がありません(笑)
写真1、見え方の説明で手の指で輪を作って視野狭窄の事を知る子供さん達を後ろから写しています。
写真2、ハーネスをはずした盲導犬を取り囲んでいる子供たちとユーザーのTさんです。
写真3、グラウンドでの実技でTさんを伴走する子供さんと座って見ている他の子供さん達です。良い天気で後ろには青空が綺麗に写っています。
写真4、給食で周りの子供さんと楽しそうに話しているTさん。子供さん達も楽しそうな笑顔で話しています。
写真5、飲み終わった牛乳パックを折りたたむ事を教えている隣の子供さん。言葉で言うより短い時間で何が必要かを知ってくれたのが嬉しいです。
写真6、帰りにTさんと盲導犬を送ってくれる子供さんですが、ここは下り階段です。心配そうに見守ってくれる女の子、後ろから見守ってくれる子供さん。
言葉は必要ないな! みんなすぐ判ってくれる!
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伴走どっとCom
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